2005年12月20日

現代栄養学の間違い。牛乳・チーズ・卵は危険!

現代栄養学について警鐘を鳴らしている食生活史研究家で、鈴木猛夫さんという方がおられます。
鈴木氏によると、日本人に急速な食生活欧米化が進んだ裏には、「アメリカ小麦戦略」があったと言います。


昭和30年代、日本は吉田内閣の末期、深刻な財政難に陥っていました。
そこに、アメリカの助け舟が入ったのです。

当時、アメリカ国内では、小麦、大豆、トウモロコシなどの農産物が過剰生産状態にあり、行き先のない大量の在庫が深刻化しておりました。
そこで、アメリカは日本の栄養関係機関に大量の資金をばらまきました。日本はアメリカからお金をもらって栄養教育をすることになったのです。
アメリカは、余剰農産物輸出促進法案を成立させ、日本にパン食普及作戦を展開。
主食がパン食になれば、おかずは自動的に畜産物や油を使った料理になり、それを念頭においた作戦だったのです。
アメリカ国内では家畜のエサでしかなかったトウモロコシや大豆カスを日本人に食べさせるには、肉や卵、牛乳や乳製品は高栄養食品であるという教育を徹底させる必要がありました。
こうして、日本人の畜産物と食用油の消費量が一気に拡大。食卓から米、味噌汁、漬物といった伝統的な食生活が衰退していったのです。

今、アメリカ小麦戦略の成功で、日本で消費される食糧のほとんどがアメリカをはじめとする外国からの輸入となり、食糧安保が危機的状況にあります。さらに、欧米型食生活に伴って病気もまた欧米型となり、日本人の健康状態が危険に晒されている、というのが鈴木氏の説明です。

ちなみに、沖縄に豚肉長寿説というのがありますが、鈴木氏はそれは間違いであると言います。沖縄に長寿が多かったのは、ブタ肉のためではなく、粗食だったからだそうです。その証拠に、沖縄県民の寿命は、最近短くなっていると。


そういえば、私が子供の頃(昭和40年代)、私の小学校の担任だった男性のM先生が、「米ばかり食べていると馬鹿になる。だから、ごはんには麦を混ぜて食べなければいけない。」「チーズはいいぞ。ここには、人間に必要な全部の栄養が含まれているんだ。」と、本気で私たち幼い子供に、教え諭していたことを思い出しました。
そして思い出しました。そのM先生は、しょっちゅう授業中に頭痛で体調が悪くなり、私たちには自習をさせて、自分は教室の隅っこに新聞紙を敷いて横になっていたという、異様な光景があったことを。

「鈴木猛夫さんのホームページ」 http://www6.ocn.ne.jp/~washoku/


おすすめサイト
ヒポクラテス

 

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posted by Y.Takahiro at 12:06 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(10) | 『身体(からだ)』の章
この記事へのコメント
戦後洋食が組み入れられて世界一の長寿国になったのはどこの国?
一昔前まで高血脂症に分類されていた人は80過ぎると圧倒的過半数になるのはなぜ?
肉の脂と乳製品の脂の違いが理解できないとマーガリンがすごくありがたく見えるから不思議
Posted by 名無しさん at 2006年01月05日 22:30
戦後日本は医療の発達で平均寿命は延びましたが、多くは病人のまま死なずにただ生きているだけです。そのために日本の医療費は増大の一方。国家予算は破綻寸前です。西洋医学に頼るのではなく、予防医学を発達させるべきです。
Posted by マック at 2006年01月06日 08:19
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