2005年12月25日

オタクが世界を変える!

「オタク」という言葉を知らない人はいないでしょう。それだけ、この言葉が一般化してきました。

「オタク」の定義は、部屋に閉じこもってマンガやアイドルを愛好する人物のことを指した当初の意味から脱して近年では広義にわたっており、自分の時間やお金の多くを特定の趣味や活動に費やす人たちの総称を指すようになってきたようです。
ただ、いずれにしても「オタク」とは、「長い物には巻かれろ」主義、「横並び」主義によって自己の精神的安定を求めてきた多くの現代人とは対極の位置に存在する人たちである、と言って良いのではないかと思います。

バブル景気の時代、「ステイタス」という言葉がありました。高級外車、別荘、愛人、会員制クラブ・・・こういうものを所有しているとカッコいいとされ、人々の憧れの的でした。
しかし、そのような人たちが「オタク」と呼ばれることはありませんでした。
では、ステイタス族とオタク族との違いは何だったのかというと、人生の勝ち組とそうでない人の違いだったのです。

人生の勝ち組とは、資本主義社会においては、お金持ちのことを指します。
一部のお金持ちの資本家が社会の頂点に立ち、資本家が決めた価値基準に隷属的に従う大勢の「長い物には巻かれろ」主義、「横並び」主義の人たちによって支えられるのが資本主義社会です。
そして、人間関係が常に上下関係、主従関係によって成り立つのが資本主義社会なのです。
そういう社会のしくみからドロップアウトした少数の人たちが、「オタク」と呼ばれる人たちでした。

ところが近年、このような社会の構造に変化が見え始めてきました。
とくにITが普及し、価値観の多様化に向かっている現代、今までの社会の常識に縛られない様々な自己流のライフスタイルを創造する人たちが増えています。
会社という組織に縛られないでSOHOで生計を立てようとする人たち、かつては多くの人たちの憧れだった大都会での生活を捨てて田舎暮らしを始める人たち、金儲けよりもボランティアや精神的な充実を求める活動に自分の時間を使う人たち・・・
このように、権力や強者が作った価値基準に従うのではなく、自分のために自立したライフスタイルを志向する人たちが、今、増えております。
これは、「オタク」族の大衆化といっても良いのではないでしょうか。

まさに今、パラダイムシフト期。古い社会常識の転換が起こりつつあります。
マンション耐震強度の偽装事件や、内部告発による自然食品業者の摘発事件などに見られるように、今までは堂々とまかり通っていた強者の理論、すなわちウソごまかしが通用する時代が終わりを告げようとしています。
それは、個人が自立し始めた証拠です。
これからは、人生の勝ち組とは、お金持ちのことを指す時代から、自己のライフスタイルを確立した自立した人のことを指すようになるのではないでしょうか。

「オタク」が自立した日本を創る。
「オタク」が世界を救う。
私は、そう自己肯定している昨今です。


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posted by Y.Takahiro at 11:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 『世界』の章
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