2006年02月17日

頑張らないこと。それが成功の法則

私は、小規模事業者です。
大雑把に言うと、今、3つの職業を持っています。

そのうちひとつは、週3日だけ勤務するサラリーマン業です。
もうひとつは、インターネットを利用した個人事業。
あとのひとつは、近々始める予定なのですが、業務請負業の仕事が準備段階にあります。
仕事以外に、非営利の社会活動もしています。

いろいろなことを並行してやっているのですが、ひとつを除いて、あとはすべて順調です。
何よりも嬉しいことは、人間関係が良好であることです。
しかし、残念ながらひとつだけ順調ではないものがあります。それはサラリーマン業です。
どういうわけか、他の事とは対象的に、それだけがなかなか計画通りに事が運びません。

このように失敗と成功とを同時に体験しているうちに、私は、ひとつの【成功の法則】を発見したのです。
私は、ビジネスで成功する法則とは、「頑張り過ぎない」ことにあると確信しました。

たとえば、今やらなければいけない大切な仕事が5つあったとします。
さて、あなたは、どうしますか。

大切な仕事が5つもあったら、生真面目な人ならば、どうすればこれらを早く片付けることができるかを一生懸命に考えて、夜も眠れないかもしれません。
また気の短い人ならば、一気に片付けようとして猪突猛進。必死に頑張るでしょう。

結果として、なんとか仕事を処理できたとしても、どこかで重大なミスを犯していたり、場合によっては、すべてが空回り。すべてが中途半端になってしまって仕事がなかなか終わらず、思いのほか長引いてしまう、ということも多いのではないでしょうか。
中には、とても器用に、正確に一気にこなしてしまう人もいるかもしれません。
いずれにしても、そのように無理してこなす仕事は、決して楽しいものではありません。
そして、そういう精神的に無理な生活が長期に渡ると、知らず知らずのうちに身体が病んできたりします。

私の場合には、大事な仕事が5つもあったら、まず、そのうち最も重要なものをひとつだけ選んで、それだけに打ち込みます。
その仕事が終わったら、一息入れてから次の仕事に移ります。
相手のある仕事であっても同じです。
今はどうしてもやらなければいけないことがあるので、終わるまで少し待ってください、とあらかじめ相手に丁重に断っておけばいいのです。

結果として、そのように頑張らないでやった仕事の方が、良い成果を生むのです。
頑張らずに、自己の気持ちに余裕をもつことができれば、人間関係も良くなります。
ところが、焦っていて精神的に余裕がないと、人間関係も悪くなります。
頑張らなければ、何も問題が起こりません。
頑張らなければ、経済的ロスも起こりません。

ところが、サラリーマン業をしていると、どうしても頑張らざるを得なくなります。
自分に仕事を指示、命令をしてくる上司がいるからです。
会社という組織の中にいると、マイペースが許されないのです。
顧客や取引先が許しても、なぜか会社がそれを許してくれないのです。
上司の顔色を見ながら、時間を気にしながら、頑張ってたくさんの仕事を同時にこなしていくようになります。

そのようにしてこなす仕事は、決して楽しいものではありません。
楽しくないから、結果もよくありません。仕事の品質が落ちるのです。
そして、なぜか同じような状態が取引先にも起こります。
発注した仕事が、約束どおりの期限に仕上がってこなかったり、品質が悪かったりします。
これが、波動の伝播です。

資本主義社会における企業というものの宿命なのでしょう。
現状は経営状態が悪くなくても、ライバル企業にいつか蹴落とされるのではないか、いつか業績が下降するのではないか、と常に考えている不安神経症の経営者がいかに多いことか。
経営者のそういう不安や恐怖の心が、良くない社風を作ります。
そういう会社に限って、なかなか業績が上がってきません。

おそらく、ホリエモンも不安神経症だったのではないでしょうか。
だから、焦って事を急ぎすぎた。
また、その性急さが社員の不満や反感を招き、内部告発を発生させた。

私は、そのような経営者に問いたい。
あなたは何のためにその仕事をやっているのですか? 人生楽しいですか? と。

不安で夜も眠れなかったり、不安のあまりに社員に当るようならば、その会社を畳んで職を変えたほうが良いと思うのです。
人間は、苦しい仕事を無理に続けるために生きるのではなく、楽しみを見つけるために生きるのです。
ストレスを感じ続けるために生きるのではなく、喜びを感じるために生きるのです。

ビジネスで成功するために大切なこと。
それは、頑張らないこと。
そして、心にゆとりのある人と付き合うことです。
そういうことを心掛けていると、波動の伝播が起こり、頑張らなくても、良い人脈や、良いチャンスに恵まれます。

これが、失敗と成功をいま同時に体験している私の結論です。

関連記事
「人と人との出会いは必然」
「身体と心に玄米菜食の重要性。」
「働く喜び」

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posted by Y.Takahiro at 20:00 | 東京 ☁ | Comment(6) | TrackBack(1) | 『世界』の章
この記事へのコメント
こんにちは。
私も同感です。
現代人は頑張りすぎて結果的に失敗している人が多いと思います。
そういうギスギスした人たちばかりがグループになったり、磁場作用というか波動の伝播も確かにあります。
私はその反対の磁場の中に属して、穏やかな人間関係の中に身を置きたいと考えています。
Posted by きたはら at 2006年02月23日 21:18
はじめまして、おじゃまします。

すごく頷けました。
参考にさせてもらいますね。
ありがとうございました☆

Posted by 131 at 2006年02月26日 04:04
「人と人との出会いは必然」も読ませていただきました。

強靭な精神力がないと、Takahiroさんのようには生きられないなと思いました。
多少のショック療法を与えたくらいでは、人は変わりませんものね。

私も出会いのひとつひとつを大切にしていきたいと思います。
Posted by みか at 2006年03月01日 14:55
>みか 様

相手によっては、こちらがかなり精神をすり減らすこともありますよ。
相手を変えようと思っても無理です。
人は簡単には変わりません。
自分との出会いが、良くも悪くも相手の記憶の中に残る出会いになってくれれば、それだけで目的は達成したと、私は考えています。
Posted by Takahiro at 2006年03月03日 11:09
そのとおりですね 僕もそこそこの規模の会社を経営していますが常に業績の不安から逃げられなくなっています
最近 思うところがあって会社を売ることにしました 今後 収入の不安とか色々ありますが自分が本当に楽しいと思える時はどういうときか じっくり時間を取って考えてみたいと思っています
Posted by 悩めるオヤジ at 2006年04月06日 13:32
お久しぶりです。
そんなに嫌なサラリーマン業なら辞めてしまえば良い!
ホントに好きな職業なら誰が何と言おうと勝手にがんばるんです。
結局、「サラリーマンを辞める」と言うリスクが怖いだけっすよね…(金銭的な不安が怖いんです、良い生活はしたいが、嫌な事はしたくない)
資本主義も社会主義も、人生楽しいかつまんないかは自分次第ですけどね。
強制労働でもなんとも思わない人は辛くない。そんなもんですよ!
まあ、嫌なら辞められるってのが日本国ですから…
社会主義の国でも亡命する人がいますからね。
結局、やるかやらないかってことっすかね!
Posted by たそがれの旋盤師 at 2006年11月20日 00:38
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