2006年03月26日

努力しているヒマはない!

本日、書店で面白いタイトルの本を見つけました。
「努力しているヒマはない!」(Gakken刊)
著者は、2005年6月に東証一部に上場を果たしたソフト開発会社、ソフトブレーン鰍フ会長、宋文洲氏です。
タッチは辛口ですが、「努力すれば報われる」と言われ続けてきた従来の世間の常識を覆す内容で、私がこのブログに綴ってきた人生哲学の内容と一致する部分が多かったのです。
そこで、この本を読んで私が共感した言葉をここに抜粋し、紹介させていただきたいと思います。


・新しい社会の中では、すでに、努力すれば必ず成功する、という図式は完全に崩壊しています。
・残業に浪費する時間を利用して副業でもやったほうがまだいいと思います。ところがまた、日本の企業は副業を禁止するのが普通です。卑怯なやり口です。これは明らかに、社員を個人として自立させず、会社に縛り付けておこうという思想です。
・会社に一日中縛り付けられ、会社以外のことを知らず、自由な行動も発想も奪われ、個人として自立する意識や生存能力を失ってしまう。
・それでも努力競争から降りることができない、気の毒な若者もいます。彼らは無理を重ねて頑張り続け、年収や社会的虚栄心と引き換えに、健康や人生本来の意味を失っていきます。

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・ある統計によれば、あまり豊かでない国のほうが、国民が高い幸せ度を感じている、という傾向があります。経済的な豊かさは、人間の幸福感とは何の関係もないのです。
・フリーターとかニートとか、あるいはアキバ系とか、今の若い人たちのライフスタイルがとやかく言われていますが、社会に生まれるすべてのことは必然である、というのが私の考え方です。そして、それは様々な意味で、人類の進歩の証だったり、兆しだったりするのだ、と私は思います。
・フリーターやニートという現象は、日本の文化から偉大なる文化が生まれる前兆であるのかもしれません。

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・なぜ人間が仕事をするのか、文明を発展させてきたのは何のためだったか、もう一度考えてみてください。すべて、人を楽にさせるためです。努力しなくてもすむようにです。人類の進歩は、いかに楽をするか、いかに仕事をしなくてすむか、という目的に向かってのものでした。

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・幸運と努力の間には何の相関関係もありません。どういう人に運が向くかというと、答えは簡単、チャンスに出会う回数が多い人です。ですから、大切なのは、たくさんのチャンスに出会えるように、自分から動くことです。
・人間は何のために生きるのか、自分は何を目指して生きていくのか。些細なことでも何でもいいから、私はいったいだれなんだ、という自分探しをしていくうちに、間違いなく何かが見つかるはずです。

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posted by Y.Takahiro at 22:37 | 東京 ☁ | Comment(5) | TrackBack(1) | 『心(こころ)』の章
この記事へのコメント
>あまり豊かでない国のほうが、国民が高い幸せ度を感じている。
 情報が少ないからです。今の時代を生きている人が豊かでない国に行ってもぜんぜん幸せではありません。基準が違うからです。貧乏や苦労を知らない人ほど本当の豊かさや幸せに気づけないのです。今の幸せを…
>フリーターやニートという現象は、日本の文化から偉大なる文化が生まれる前兆であるのかもしれません。
 それはそうかも知れません。だけど彼らのほとんどが結局普通の人生をおくるのです。安保世代のように。絶対じゃないですけど…
>なぜ人間が仕事をするのか、文明を発展させてきたのは何のためだったか、もう一度考えてみてください。すべて、人を楽にさせるためです。努力しなくてもすむようにです。人類の進歩は、いかに楽をするか、いかに仕事をしなくてすむか、という目的に向かってのものでした。
 ただ楽したいだけですか。ガッカリです。人は人のため生きているのです。そこに労働が生まれるのです。それに、誰かががんばるから誰かが楽できるのです。誰かが寝ないで携帯電話を開発した(労働)から僕らが便利に利用できるんです。みんなは楽できないんですな!
>幸運と努力の間には何の相関関係もありません。どういう人に運が向くかというと、答えは簡単、チャンスに出会う回数が多い人です。
 チャンスに出会う回数が多い人とは、チャンスに出会おうと努力した人です。

30歳そこそこの若造のコメントでした。
Posted by たそがれの旋盤師 at 2006年03月26日 23:57
早速のコメントありがとうございます。本を読んでいない方のために、補足させていただきますね。
この著者が言っている、してはいけない「努力」とは、以下のように書いてあります。
…もともと「努」の文字に「奴隷の力」という意味が込められているように、主体性のない労働者が強制的に仕事をさせられること。個人の才能を損ない、人生を台無しにする…
著者は、他人に強制された主体性のない「努力」をしてはいけないと言っているのです。
寝ないで携帯電話を開発するのも、その本人が主体性をもって、楽しんでするのならばいいのですよ。
ちなみに、著者は「幸せ」を次のように定義しています。
…自分が生きていると感じ、生きていてよかったと心から思うこと。「行動」する中から生まれてくることが多い。…
主体的、自発的な行動と、義務的、強制的な努力とは違うのです。

>だけど彼らのほとんどが結局普通の人生をおくるのです。
「普通の人生」とは、どんな人生ですか?自分が死ぬときに後悔する人生と、後悔しない人生について考えてみませんか。その場合に「普通」とは何か?

>今の時代を生きている人が豊かでない国に行ってもぜんぜん幸せではありません。
著者は、日本とは違う国の例として、北欧をあげています。都会の喧騒の中で生きていて、スローライフや農村生活に憧れている日本人が多いのはなぜでしょう?キーワードは「人間関係」です。
Posted by Y.Takahiro at 2006年03月27日 00:19
>主体的、自発的な行動と、義務的、強制的な努力とは違うのです。
 嫌な強制労働なんて辞めてしまえばいい。
納得いく仕事で社会に貢献すればいいんです。人生なんて何とかなるもんなんです。
>「普通の人生」とは、どんな人生ですか?自分が死ぬときに後悔する人生と、後悔しない人生について考えてみませんか。その場合に「普通」とは何か?
 「後悔」って言葉があります。
「生きる」なんてものは、「死ぬ」までの暇つぶしくらいのものなんです。(地球上で過去に死んだ人数を考えれば…)どんな道をたどろうとも行き着く先は「死」なんです。(死を奨励しているわけではありません)
すべての人が、ある意味後悔し、又違うある意味良かったと思う人生を送るんです。すべてに後悔しない人生なんてなかなかありえません。あったとしてもただ後悔にきづかなかった人生でしかない。それが「普通の人生」。
>著者は、日本とは違う国の例として、北欧をあげています。都会の喧騒の中で生きていて、スローライフや農村生活に憧れている日本人が多いのはなぜでしょう?キーワードは「人間関係」です。
 僕の実家は兼業農家です。農家の労働(ふつうの生活するための)がどれだけ大変かくらいはわかっているつもりです。朝は早く始まり、真夏の暑い時の草刈なんか、工場で勤めているよりずっと辛い。工場の作業と違って自然や天気は待ってくれないですからね。
「人間関係」:戦後農協という仕組みができてしまってからはこの人間関係というものも希薄になりがちです。農業協同組合という名目のブローカーであり金貸しだからです。

イメージだけのスローライフにならないためには…
Posted by たそがれの旋盤師 at 2006年03月27日 08:23
たそがれの旋盤師さんは、お若いのに、現実を見すぎてしまっているようですね。
現実なんてこんなもんだ、と、あきらめた時点で、あなたの言う「普通の人生」から抜け出すことはできません。
日本に住んでいても、良い人間関係の中で、自分が好きな仕事をして、生き生きと生活している人がいます。
たとえば、ここに紹介された本の著者や、このブログのオーナー氏などがそうなのではないでしょうか。
私は、生きることは暇つぶしではないと思っています。私は九州の専業農家ですが、忙しい中でも人生が楽しいです。失敗も成功も重ねながら、最終的に自分が生き生きと輝ける生き方や仕事を見つけることができれば、それが幸せな人生です。
Posted by 農村のオヤジ at 2006年03月27日 10:40
>失敗も成功も重ねながら、最終的に自分が生き生きと輝ける生き方や仕事を見つけることができれば、それが幸せな人生です。
 確かにその通りだと思います。
現実とイメージのギャップがあるということが言いたかっただけです。農家はご苦労が多いと思います、都会にいる人はそのことがあまりわかっていないなーと思っただけなんです。すみません。

Posted by たそがれの旋盤師 at 2006年03月27日 16:57
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