2006年08月08日

新興宗教による相次ぐ被害報告

「摂理」という韓国の新興宗教団体において、教祖から性的被害を受けたとの訴えが相次いでおります。

このように、様々な新興宗教団体による被害報告が後を絶たない理由は、霊的なことを人々に正しく教える公の機関なり制度なりが無いためであると私は思っています。

私たち人間は、身体という物質的な要素のほかに、心や感情といった目に見えないもので構成されていることは誰もが疑わない事実です。
また、気功術に代表されるように、目に見えないエネルギーが人間の身体に何らかの作用を及ぼすことは、多くの人が認めています。
行政や国の教育機関がこのような話題に触れることをタブーとして目をつむり、あるいは全否定しているかのような姿勢を取っている限りは、エセ宗教による被害は無くならないでしょう。

すべての団体がそうというわけではありませんが、多くの新興宗教団体において、神仏が個人的な利益や欲望のために利用されていることは確かです。

神仏や先祖を敬うという心は大切にしなければなりません。
しかし、認識を間違えてはいけないことは、神仏は私たちに対して何の義務も課していないし、何かをしなかったからといって私たちに天罰を下すこともないということです。

例えば、霊界に物質というものはありません。
ですから、神仏が私たちに金銭を要求してきたり、立派な宗教施設を建てることを要求してきたりといった、物質的な要求をしてくることはありえないのです。
私たちが宗教施設に金銭を提供する動機は、神仏を敬う気持ちを行為として現すひとつの手段として、また、自分がお世話になっている教団の維持運営のため、といった自発的なものにすぎません。
ところが、自分が物質的に幸せになれるようにとか、健康になれるようにとか、そういう見返りを求める動機で金銭の提供が行われると、逆に不幸につながるのです。

私たちは、霊的な成長(精神の成長も含むが、もっと深い意味での魂レベルの成長)による喜びを体験するために、この世に生を受けてきました。
「成長による喜び」を体験するのですから、私たちには未成熟な段階(時期)があっても良いわけです。
したがって、大きな意味で言えば、エセ宗教団体に騙されてしまうようなことも、成長過程での学びの体験のひとつとして考えれば、あっても良いわけです。
しかし、なるべくならば、そういうものであまり大きな心の傷を作らないほうが良いと思います。

そのためには、私たちが生かされている意味を正しく理解しておくことです。

繰り返して言いますが、私たちは、霊的な成長による喜びを体験するために、この世に生を受けてきました。
そして、神仏は私たちに対して何の義務も課していないし、何かをしなかったからといって私たちに天罰を下すこともありません。
すべては自己責任としてあり、絶対的な存在や他人からいちいち指示を受けながら大切な決断をしていくような、そういうロボットのような生き方には霊的な成長はありません。

宿命といって、生まれる前から予定されていたことはあります。
例えば、自分が生まれる場所、性別、生涯の中で出会う人たちというのは、最初からほぼ決められています。
それらは、自分がこの一生の中で霊的に成長するために、生まれる前に自分で自分に用意しておいた教材であると考えて良いと思います。
しかし、それらの教材をどのように活用するかを決めるのは、今のあなたです。
教材の活用の仕方について、あなたがどのような選択をしたとしても、それが間違いだといって神仏のバチが当るようなことはありません。

私は、自分がしてはいけないことは、二つだけだと思っています。
ひとつは、故意に他人に迷惑をかけることです。
もうひとつは、自殺をすることです。
ただし、いずれも、神仏が「してはいけない」と命令しているわけではありません。
神仏は私たちに何の命令もしないし、義務も課していません。
この二つのことをしてはいけないと私が思っているのは、自己の魂の成長のためにメリットにはならないと感じているからです。
自分で自分を苦しめる結果になるだけの行為だと思っているからです。

私たちが宗教と言われるものと関わる場合には、そこに何かの物質的な見返りを求めるのではなく、そこから人生の指針を学び、自己を向上させることだけを目的として信心することが良いと思います。
そして、何かの決断をしなければならない場合には、その決断は自己を向上させるだろうか、という考え方を常に念頭に置いておけば良いでしょう。



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posted by Y.Takahiro at 11:19 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(2) | 『心(こころ)』の章
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