2007年04月01日

花のたましい

花見の季節になりました。
今日、外を散歩していて、どなたかの家の庭の中で、申し訳なさそうに少しだけ咲いていた梅の花が、愛らしく感じられました。
私の住んでいる地域では、今の時期、梅の花と桜の花を同時に見ることができます。
梅や桜は華やかで、誰の目をも引きますが、
でも私は、道端に咲いている雑草を見て、ふと心が穏やかになり、それらをかわいいと感じたり、きれいだと感じたりします。

人でも動物でも植物でも、命あるものはすべて、何かの意味があって生きています。
きれいな梅や桜の花は、きっと大勢の人々の心を楽しませるために華麗に生きているのでしょう。
道端に咲いている花は、やはり人や動物の心を癒すために力強く生きているのでしょう。

特に感性の強い人ではなくても、満開の桜を見て美しいと感じたり、屋久島の絶景を見て感動するのは普通ですが、
もし機会があったら、近所の道端や、都会の空に目を凝らしていただきたいと思います。
私たちは、つい忙しい日々に流されてしまい、そのようなものを気にも留めませんが、
ちょっと心を落ち着ける時間を作って、普段何気なく見過ごしている野の草木や、雲や風に心を通わせてみてください。
誰でも、そこに大きな感動を見つけることができるはずです。


花のたましい

ちったお花のたましいは、
みほとけさまの 花ぞのに
ひとつのこらず うまれるの。

だって、お花はやさしくて
おてんとさまが よぶときに、
ぱっとひらいて、ほほえんで、
ちょうちょにゃ あまいみつをやり、
人にゃ においをみなくれて、

風がおいでと よぶときに、
やはり すなおについていき、

なきがらさえも、ままごとの
ごはんになってくれるから。

(金子みすゞ童話集より)





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posted by Y.Takahiro at 19:45 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 『心(こころ)』の章
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